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山中教授の研究に賞 親知らずからiPS細胞

親知らずなど歯の細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作成した山中伸弥(やまなか・しんや)京都大教授と手塚建一(てづか・けんいち)岐阜大准教授のグループの共同研究が、国際歯科研究学会と米国歯科研究学会主催のウィリアム・J・ギース賞を受賞した。岐阜大学が7日発表した。

 手塚准教授らは岐阜大病院の協力を得て、治療で抜かれた患者の親知らずなどを使い、再生医療を研究。歯の中にある歯髄細胞に山中教授が発見した細胞を初期化する四つの遺伝子を入れ、iPS細胞にすることに成功した。

 手塚准教授らは日本人の約20%に適合するとされる「HLAハプロタイプホモ」と呼ばれる特別な白血球型2種類を歯髄細胞から初めて発見し、iPS細胞にした。山中教授が構想する「iPS細胞ストック」に応用できる可能性がある。

 歯学に関する専門紙ジャーナル・オブ・デンタルリサーチに掲載された論文から推薦で選ばれた。

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